B-25Jミッチェル電動双発
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  ■B-25J・ミッチェル
第二次世界大戦で活躍した爆撃機です。インターネットの予約販売以外は販売していなくて、つい注文してしまった機体です。すでに3月頃には届いていましたが、初飛行は2009年6月中旬になりました。
○機体スペック
標準サーボ13個
70Aアンプ2個
E-MAX BL2832 960KV 220g のモーター2個
リポバッテリー4セル4,250ml2個
飛行重量6.2kg
翼幅 2m
 
■B-25J・ミッチェル初飛行
地上受信テストでサーボ13個が動くか確認しました。タキシングテストでまっすぐ走るかも確認しました。あとは思い切ってスロットルを上げるだけです。横幅5mの滑走路を少し左右に機首を振りながら50mぐらい滑走した後、B-25J・ミッチェルは地上を離れました。重心もよさそうです。エルロントリムを少しとって旋回させ、引き込み脚も引き込みました?あれ前の脚がカバーに当たって引き込んでいません。それよりも機首前方が浮きます。数回旋回中に少しスロットルを緩めると、姿勢を崩して墜落しそうになりましたが、なんとか堪えました。第一印象、操縦しづらいと思いました。まだバッテリーは十分余裕がありましたが着陸させることにしました。
 
 
  ■飛行中重心が移動するB-25J・ミッチェル。
今から思うとB-25J・ミッチェルはランディングギアを出すと安定していました。どうやら重心は前後に脚を出したり引っ込んだりで変っていたようです。横風を受けながらも着陸は思った以上にスムーズに滑走路に入ってきましたが、着地後5mの滑走路を横にはずれ水溜りへ突っ込んでしまいました。機体の損傷はほとんどありませんが、アンプが1個ダメになりました。
他の機体でもう少し練習をしてから、再度、飛ばす予定です。
 
■B-25Jミッチェル2度目のフライト。
2009年8月16日でした。重心の設定、プロペラのインチアップと初フライトから変更してみました。結果は良好です。初フライトでは低空飛行できないくらい不安定でしたが、この日はローパスも何度かできるほど、操縦し易くなっていました。エルロンがやや効きすぎです。着陸も無難にこなしました。次回は陀角等を修正すればもっと飛ばし易くなるはずです。真横から風を受けると風見鶏効果でしょうか、機首が風上を向こうとして斜めに飛行します。B-25J・ミッチェルの横風着陸はたいへんでした。
 
 
■B-25ミッチェル3度目のフライト
3度目は重心をやや前にして、種崎海岸で飛ばしました。あいかわらず、左右にフラフラして安定しません。着陸でスロットルを絞りすぎて失速気味で前部の下を小破させてしまいました。
■B-25ミッチェル4度目のフライト、2010年4月4日(日)高知新港
E-MAX BL3526/05 685KV 248g のモーター2個、 リポバッテリー5セル4,000、2個に変更しパワーアップを図りました。
あいかわらず、飛ばす自信のない機体です。大破することを覚悟で飛ばすことにしました。暖かくて無風の好条件です。こういう日にかぎってギャラリーも多くミッチェルの最後のフライトになりそうな予感がしました。
さてフライトですが、 機体重量が重いのか脚のピアノ線がグラつきながら離陸滑走に入り、速度が上がるのを辛抱強く待ちエレベーターを引きかけた頃、左のコンクリートブロック側にそれているのに気づきました。ヤバイ!もう離陸中止はできません。一気にスロットルを上げ左に反動トルクをクラって傾くのを堪えながらコンクリートすれすれに飛びたちました。ギャラリーのオー!っていう声が聞こえて来ました。私もワオーって声がでそうでした。スピードを出すとまぁまぁ安定しますが、 上空では、相変わらず左右にピラピラ不安定です。しかもエレバーター舵角が狂っているのか下に沈みます。トリム調整をし、周回飛行を繰り返しました。旋回にはとても気を使います。引き込み脚も引き込めず(余裕がない為)7,8週周ぐらいしたところで、下すことにしました。スロットルを緩めるとひっくり返りそうなのでスロットルに注意して着陸アプローチに入りました。東から滑走路に進入しましたが、門とその横の木のい高さすれすれ通過したようで、またもやオーって声が聞こえます。ところが着陸はギャラリーの”期待”に反して、今までで一番奇麗に決まりました。前輪を浮かし主翼下のタイヤから接地し着陸コースも外れずに来ました。私自身が驚きました。またもや生き延びたB-25ミッチャルです。この機体の飛行はたいへん不安定なのでギャラリー受けは良いようです。まぁーしばらくこの機体は格納庫で埃をかぶることになるでしょう。
 
 
 
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