第8回四万十川水上機フェスティバルの写真

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  ■第8回四万十川ラジコン水上機フェスティバルは2010年4月24日・25日に四万十川下流で開催されました。
このサイトでは、24日(土)に撮影した写真で作成しています。
当日のラジコン水上機参加者は60名で、約130機の機体が集合していました。高知新聞では2日間で延べ8,000人の来場だったと報道されています。
私は高知市内に住んでいますが、初めて見学に行きました。日頃一緒に飛ばしているメンバーが出場していましたので、仕事を早めに切り上げ現地へ12時30分ごろ到着して撮影を開始しています。
写真枚数約120枚ほどありますので、仕事の合間を見ながら作成には数日かかりそうです。
メンバーの飛行
2分1ラジコン水上スケール機・赤とんぼ(四万十川)
四万十川に集合したラジコン水上機や船舶
 

■四万十川水上機大会は、全国的にも大きなイベントでテレビ、雑誌、新聞等の取材スタッフもたくさん来ていました。さっそくBandouさんの機体への取材で空中撮影するカメラ2台搭載について質問を受けています。空撮には電動でフライトする機体はエンジン機に比べて振動がすくなくもっとも適している動力だと考えられます。女性インタビュアーはそこのところわかってるかなー?

 
■ヤノッチのSeqWindは会場でも注目です。SeaWindを苦労して修理したかいがありました。たいへん奇麗な機体ですが、実はテスト飛行で一度も浮上しない機体です。マイクがやけにヤノッチに近いのは、体に似合わずちいさな声で説明していて聞き取りにくいのでしょう。そういえばこのサイトに女性だ出てくるのは初めてかなー?ちなみにこのサイトでSeaWindの飛行が見れます。http://www.geocities.jp/f3asyu4043/report/siman6.html
  ■スタンバイ
いよいよ場内アナウンスで呼び出された、左からYano君(ハイペリオン電動Yak12セル仕様)、やのっち(ハイペリオンCap40電動5セル)、BandouさんV-proピラタスポーター(電動10Sel、グライダーの曳航機用でパワフル)がセットアップにはいりました。スタンバイするエリアは選手以外はいれなくなっていまして、送信機はすべて大会で管理されスタンバイする時以外は使用できません。
 
   
■Yano君のYak電動仕様
翼幅1800mm大型機が簡単に離水して行きました。右に大きく傾いているのは離水後ゆっくりとロールしながら高度を取っている様子です。会場から”オーッ”と言う声が聞こえました。日頃からよくやっている離陸ですが、まさかフロートつけてやるとは予想外でした。拡大すると見えますが、機体後方から水がしたたり落ちています。サービス精神満点です。この大会では、ローリングサークルや岸に向けての旋回は禁止されています。この後、トルクロールや低空ナイフエッジ、コブラなどを披露しました。会場からは音がしないと不思議がる声がしていました。もっとも会場では、バックミュージックが絶えず流れていて、電動機の場合はほとんど音が聞こえない状態です。
   
■四万十川水上機フェスティバルの飛行
飛行エリアは、観客の安全を考慮し岸から約40mほど離れたところに目印のブイがありその外側から離着水する規則になっています。水上機を飛ばしたことのない、私の勝手な推測ですが、四万十川は思った以上に波頭が高く離着水は要注意だと思いました。特に50m以上機体が離れてのると離着水は機体速度が遅く感じる為、離水距離は速度が速い為、短くなり着水は思った以上にスピードが出ていてほとんどの機体が着水で跳ね上がっていました。仁淀川での水上機のテストフライトでは華麗に離着水を決める3人が着水時に機体が跳ねていました。多分、規定の着水位置が岸より離れていて、機体速度の感覚がズレていた為ではないでしょうか。仁淀川での練習では遠くでタッチアンドゴーの必要がありそうです。また、また四万十川水上機フェスティバルの午後からのフライトは逆光になり、太陽の照射、水面からの反射でとてもまぶしくて機体姿勢が見えにくい状況です。
■Yano君のYak
上の左の写真はラダーを効かせてナイフエッジを決めています。上空は普段通りでしたが、Yano君の着水も3回ぐらい跳ねました。

   
■Bandouさんのピラタスポーター(翼幅1,960mm)
Yano君の機体が上空で飛んでいるときに離水していきました。2機カメラで追いかけるのはカメラマン泣かせです。ピラタスポーターはビデオ撮影機を機体上部と下部に2台搭載しています。空撮のため、はるか上空を飛行していました。1kmは離れていたのではないでしょうか。北側の上空を飛行していた時、Bandouさんの”ありゃ”っという大きな声が聞こえてきました。後で聞くと気体姿勢を見失って操作を誤ったようです。すぐ立て直して大事にいたりませんでした。日頃はグライダーで1kmぐらい離して飛行しているBandouさんが、まさか上空で飛行姿勢を崩すとは予想外でした。テレビカメラで近くから撮影されていたこともあるんでしょうか?
 

■Bandouさん、ピラタスポーターの連続写真
これはピラタスポーターの着水です。翼幅2mある機体が小さく見えるほど遠くで着水しなければなりません。手前に目印のオレンジのブイが見えます。左の写真は機首を少し上げ機体速度を落とし着水アプローチに入ってきました。十分速度が落ちているように見えましたが、結果は下の連続写真のように大きく跳ね上がります。慌てず機体姿勢を立て直して無事帰ってきましたが、跳ねて横転するケースをたくさん見かけました。
下の写真は、秒間8.5コマの連続撮影です。ビデオも欲しいのですが(~_~;)
川の沖に行くほど、波頭が高く海水面のようにうねっています。私の見ている間だけでも3割くらいの機体が転覆横転していました。恐るべし四万十川水上機フェスティバルの飛行環境です。翼幅1,500mm以下の機体が少ないのは納得です。

 
 
   
■Cap40e
この日まで、水上機バージョンで一度もテストしていないヤノッチのハイペリオンCAP40電動仕様です。テレビカメラで下から撮影されていて、こじゃんと緊張したということです。ファンフライの名手ですので、際どい飛行を期待していましたが、終始無難な飛行でした。真中の写真は風上に向けてコブラ飛行をしていましたので機体が前に進まず、フォバリング状態でした。40クラスでは小さく見えます。着水は一度も跳ねずに見事に決めました。
 
 

初日24日のフライトは3人とも無事終わり、ピットへ撤収です。電動機の場合、アンプやバッテリーが水没すると翌日フライトできなくなりますので要注意です。
 
     
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